マンション住まいに必要な知識を習得!

ところで、管理業務主任者資格とは、必ずしも仕事に結びつけるべき資格であると言えるのでしょうか?
資格受験を目指す動機は人それぞれ。職業や収入につなげる目的で受験を志す方がいる傍らで、自分自身のため、自己啓発の一環として資格受験を捉える方もいらっしゃるでしょう。

よって、前ページでご紹介したような「シニア層の仕事につながる資格だから」という目的とは別に、「自分の知識のひとつとして備えたいから」という動機から管理業務主任者資格を目指される方がいて然るべきだとも言えます。

とはいえ、この資格試験は法律や語学の資格と比較すれば試験範囲が限られており、専門的な分野に特化しているため、ともすれば「教養として捉えるのはなかなか難しいのではないか」といった印象を受ける場合もあるでしょう。

管理業務主任者資格を自己啓発の一種として捉えられるかどうか、については様々意見がありそうですが、個人的には「試験対策を通じて、生活していく上で有意義な知識を得られる」と考えています。とりわけ、今現在マンションにお住まいの方、もしくはマンション購入を検討中の方にとっては、ご自身の財産に直接関わるマンション管理についての専門知識を得られるわけですから、非常に意味のある挑戦だと言えるでしょう。

たいてい、マンションそのものの管理はすべて特定の管理会社に一任されているケースがほとんどで、マンション所有者であっても管理には無頓着な方は多くいらっしゃいます。しかしながら、すべてを管理会社に任せっぱなしにしていて、所有者もしくはオーナーが不利益を被る可能性は十分にありますし、実際に管理実態が問題になっているケースも多々見受けられるようです。

それではなぜそんなことになるかと言えば、残念なことに「所有者やオーナー側に知識がないから」の一言に尽きます。ですが、「自分の財産は自分で守る」の観点からいえば、やはり「知らない」では済まされないこともたくさんあるのです。

管理業務主任者資格の対策で習得する知識は、マンションに関わる皆さんの大切な財産を守るための糧となります。
現状、マンションとは関係のない生活をされている方でも、この先どんなきっかけからマンションに住むことになるか分かりません。管理業務主任者としての知識は、その道の実務に携わる者でなくとも備えておいて損はないのです。

続き⇒管理業務主任者資格の将来性